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訪ねて発見!おいしさの秘密!

山本さんの伊賀木炭米コシヒカリ健やかな稲穂の里の再来に立つ三重県産コシヒカリ米農家山本さん

ほんまか〜が進路を決す

三重県伊賀市。

盆地の稲田をうっそうたる森が囲む。江戸期の忍びが今も隠れ棲みそうな山々を背景に、彩田園代表・山本努さんは、黄金に彩られた田んぼ仕事に大忙し。
30箇所ものほ場を精力的に統括する姿は、内なる闘志を秘めたかつての伊賀忍者のようでもある。

転機とは、思いがけない瞬間、やってくるものなのかもしれない。専業農家に生まれながら、山本さんが志したのは食品研究。食べ物に記載された栄養や添加物の表示は本当に正しいのか。
「ほんまか〜?」と子ども心にふと芽生えた疑問が、山本さんに微生物学や分析化学を学ばせた。

そして卒業後に進んだのは、知識と技術を一体化できる地ビール造りだった。ところがマイスターの称号を得、醸造の手練れとなった時、家業を見直す転機が訪れた。就農希望の若い同僚たちの魅力的な仕事ぶりと出会ったのである。
農業は「ほんまに、えらい(辛い)だけか?」。やり方次第で「もう一回、農業の時代がくるんやないか?」との思いが生まれ、2002年、家業を継いだ。

田んぼ全景
有機肥料・農薬低減で育てる山本さんの田んぼの稲は、群を抜いて逞しい。
信楽に続く道
自宅裏の山を越えれば、焼き物の里・信楽だ。
奮闘が稲を変え、地域の目を変えた

「夏場の追い肥えはひと月かかるし、くじけそうになる」。それほどの重労働でも、気持ちは折れない。就農4年目(2006年当時)の生産者を地元の声が支えるからだ。
「ええ育ちやなあ」。旧来型の隣の田んぼと比べれば、茎太で淡緑の立派な葉を伸ばす苗が、道行く人の話題に上る。

よそは5本ずつ定植するが、2、3本ずつのこちらのほうが、実りも厚く垂れる稲穂がずしりと重い。もちろん食味には大差がつくのだ。

農の職人に転身した食の職人の学究心で、こうした様々な工夫を行ってきた。
そして2008年、また新たな試みが始まった。肥料を、これまでの自家製酵素堆肥から、食品残渣を原料としたぼかし肥料に、粉砕した木炭を混ぜたものに変えて育て始めた。

木炭を加えることによる効果は、ぼかし肥料に存在する放線菌(東北大学で42種類の微生物を確認済み)等の有用微生物群を増殖させること。植物も微生物も炭素が窒素以上に必要であると考え、身近な資材である木炭で、特殊酵素と同様の効果をあげることが期待できる。

多量に 肥料を施しても、収量はいつかピークに達し、やがて減少する。その時の土壌は、微生物が貧弱で土壌のバランスが崩れてしまう。そうなる前に、土壌微生物を活発にし、「肥料」重視でなく、もっと「土」重視で作物を収穫しようという考えからだ。
身近なものを利用し、農産物自体の素材そのものの美味さを引き出す事が山本さんのこだわりなのだ。

逞しい稲の根元
しっかり根を張り茎が太い。倒壊の心配もなく活き活きと育っている。
木炭
木炭を加えることにより、ぼかし肥料に存在する放線菌等の有用微生物群を増殖させる。
ぼかし肥に木炭を混ぜた肥料。
食品残渣を原料としたぼかし肥料に、粉砕した木炭を混ぜた肥料。健康な土が美味しいお米を作る。
集落営農の旗手として、田を駆け巡る

山本さんは日々、点在する全10町歩30箇所のほ場を回る。自用は10箇所2町5反歩だが、残る5町歩の通年管理、2町5反歩の田植えや収穫代行を快く引き受けている。

「4人でやってますが、まだまだいけますよ」。生産者の高齢化や兼業による休耕田の増加で、「農業はもうあかん」と終わらせてはならない。もともとうまい米の里だったのだ。離農者から譲られた大型機械を自ら改良。少人数での作業効率も追求しつつ、フル回転で田から田へ。
一部、未整備の水路がある影響で、「除草剤を一度だけ使うのを許してもらっている」そうだが、他に薬剤の使用はない。

「集落全体を健やかな米の里にする」農のインフラ整備という大志が、山本さんを動かしているのだ。 それにもう一つ、未来に夢があるという。「糖尿病専用など、健康効能が立証できる治療米を作りたいんです」。バイオに長け、惜しまず働く生産者なら、「ほんまに」やってくれるのではないか。
鈴なりの元気な田んぼを眺めていると、その日も近いと思えてくる。

稲穂
鈴なりの稲穂。
稲穂を前に笑顔の山本さん
「集落の若い仲間も参加してくれた」と山本さんはうれしそう。

2006.9.13 取材文/乾 みさこ

山本さんの田んぼ
  • 青々と美しい田んぼ

    青々と美しい田んぼ。

  • 米稲刈り

    お子さまと一緒に稲刈り。30箇所の田んぼを飛び回るお父さんは大忙し。

  • 黄金に輝く稲穂

    黄金に色づく稲穂。山本さんが愛しそうに、そおっと見せてくれた。

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伊賀木炭米(コシヒカリ)

新米入荷!
三重県山本さんのコシヒカリ「伊賀木炭米」(平成29年度産)
炊飯ジャーを開けたとたん、芳香漂うお米です。
炊き立ての香りと、噛み締めるほど甘みが増すお米をご賞味ください。

2012年から、木炭の代わりに自家製の籾殻くん炭を使用することで、自分の田んぼから取り出したものを再び田んぼへ戻すという、さらに資源循環に基づいた栽培法になりました。一部、未整備の水路がある影響で田植え後除草剤を1回使用していますが、それ以外の使用はありません。

.農薬低減無化学肥料

伊賀木炭米コシヒカリ

商 品 名 伊賀木炭米(コシヒカリ)
※5kg袋では「伊賀の炭米」と表記されております。
価  格 2,570 円 (税込) 玄米 5kg 
4,940 円 (税込) 玄米 10kg
2,900 円 (税込) 七分づき 5kg 
5,260 円 (税込) 七分づき 10kg 
2,900 円 (税込) 白米 5kg 
5,260 円 (税込) 白米 10kg 
送  料 全国一律720円(一部離島を除く)送料詳細
※お米の複数購入の場合:一生産者15kgまで720円。
※産地直送品のため、他生産者の商品とは同梱できません。
ご注意点 除草剤を一度のみ(それ以外の農薬の使用なし)に抑えて育てたお米です。保存管理に充分ご注意下さい。特に夏場は、冷蔵庫の野菜室等へ保存したり、市販の虫除け品をご活用ください。また、お米も生鮮食品です。季節や家族構成を考慮して使いきれる量を上手にご購入ください。保存期間の目安 梅雨〜夏:約2〜3週間以内 春秋:約1ヶ月 冬:約2ヶ月以内目安。
生 産 者 山本 努
産  地 三重県伊賀市槙山
品  種 コシヒカリ
産  年 平成29年度産
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