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秋田県雄勝郡秋の宮。霊峰・神室(かむろ)山を頂く、薄久内(うすくない)川沿い。そこにぽつんと一軒、小さな食堂が建っている。
「この地は、何百年も神室山の恵みに支えられてきた地。この恵みを伝えていくことに大きな意味がある」と語るのは、グリーンツーリズム(豆知識に後述)を実践する「神室亭」代表の由利隆さん。山菜の通販も、その大切な試みの一環だ。
連休や夏休みの神室亭には、季節の山菜、川魚やキノコのご膳や、山歩き・釣り体験をめざして秋田県内の家族連れが押し寄せる。中山間地域の過疎化が進行するなか、都市部から離れたこの村には、そうして人の華が咲く。
長老の高橋さんをはじめ、ご当地の笑顔や自然が迎えてくれるから、時間をかけても訪ねたくなるのだ。
「山菜や川魚のおいしさを初めて知った、といわれます」とは、料理担当の妻の文子さんや息子の浩之さん、そして栗田さん。
地元では当たり前の日常食が街では得がたい食材だった。ならばその感激を自宅でも味わって、と皆で通販を発起したのである。

- 秋田県の霊峰神室山。


三由利さん父子の案内で、山菜が自生する秋田杉の木立へと分け入る。足元が柔らかく湿っているのは、何層もの腐葉土(落ち葉等が堆積したもの)や、本神室・前神室の山々の伏流水(雪解け水や雨水)が地下に脈々と流れているから。
それが湧き出して作られる沢は「11月初旬の産卵期、天然のイワナで埋め尽くされる」と浩之さん。水深数十cmの浅瀬に銀の魚体をひしめかせて遡る群れは、水清きここならではの光景だろう。
静謐の樹間を、薄桃色のカタクリや水芭蕉の白い花が彩る。野鳥のさえずりや小川のせせらぎが耳に心地良い。
「山菜も一度採ったところの復元には3年かかります。例えばコゴミのめしべとおしべを一緒に摘むようなことはしません」と隆さん。
だから、自然のなりわいを壊さないよう、通販も限定数を設けている。山の霊気と緑の涼気、水の精気に抱かれて育つ天然の山菜に、身も心も洗われる。

神室亭近くにも花が咲き乱れる。

カタクリの花とコゴミのツーショット。

白く美しい水芭蕉。

山菜の自生地は水源涵養林(雨や雪などの降水を土壌に浸透・保水させ、その天然のろ過で水の浄化にも貢献する森林)としても機能する一方、厚生労働省の検査においても、秋田一ともいうべき水質を誇っている。
一般にphは6.8から8.5までが飲用の許容範囲。殺菌や消毒等により酸性度が高くなるに従い、ph値は低くなる。ところが神室の水は、まったくの天然水でありながらph7.5を記録。大腸菌測定も結果は陰性。人体にやさしく、かつ非常においしいアルカリ度の高い飲用水なのだ。
「近くの集落の生活用水とは水系を別にするよう働きかけた」そうだが、こうした取り組みが実を結び、清流にしか棲めないギンヤンマやホタルさえも、湧水の沢に連なる薄久内川の夏の風物詩となった。
当地ではワラビ栽培を行い、今後はクレソン栽培などを計画中だ。こちらも水という食と生命の根源を保全した上での生産活動。その成果を多くの人に届けたいと願っている。
2006.5.15 取材文/乾 みさこ
神室亭グリーンツーリズム

グリーンツーリズムとは、農山漁村地域で、その豊かな自然や文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動のこと。神室亭ではこの言葉が一般的になる20年も前から、食事や釣り体験等を通じ、都市生活者に地域の変わらぬ魅力を紹介してきた。一日一組(最大5名)まで宿泊も受け付けるので、夏休みは子どもたちの体験学習拠点として賑わう。ストレスの多い現代人にとっては、心身を癒せる山麓の別天地だ。 電話 0183-56-2738

「天然の山わさびは、歩いて往復4時間の場所にあります。その場所は本当に美しく、まるで夢のよう。皆さんに、最高のものをお届けしたいと思います。」
神室亭の旬の山菜セット
春の山菜セット(7品)やワラビ(天然または自家栽培)を摘み立て出荷。
春の息吹をお届けいたします。
清々しい緑が香気立つ山菜は、素材の持ち味を活かした調理がお薦め。ふきや山うどの煮物。わらびやコゴミ、ミヤマイラクサはお浸しにして、山わさびの茎や葉のみじん切り(下記にレシピあり)をかけるのもオツ。クレソンのごま和えやコゴミの油炒めも妙味。どの山菜もビタミンやポリフェノールが豊富で、匂いや苦味のある野菜が苦手な子どもも喜んで平らげると評判。セット内容は山の状況で変わります。
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| 商 品 名 | 神室亭の旬の山菜セット |
|---|---|
| 価 格 | 3,000円 |
| 送 料 | 全国一律700円(一部離島を除く)送料詳細 ※産地直送品のため、他生産者の商品とは同梱できません。 |
| セット内容 | 天然山菜(約5〜6品)6月:ワラビ/ミズナ/ウワバミソウ(みず)/フキ/ミヤマイラクサ/山ワラビなど ※天然山菜のセット内容は山の状況で変わります。 ※山わさびは、歩いて往復4時間の場所に自生しているため、特にご希望がある場合のみ、お入れします。ご注文の際、備考欄にお書きください。 |
| お届け | 火曜日・木曜日限定(各日7セット) |
| 配送形態 | クール冷蔵便 |
| 生 産 者 | 由利 隆 |
| 産 地 | 秋田県湯沢市秋ノ宮 |
| 返品・交換 について |
返品種別A 詳細はこちら>> |
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- 小松田 アツ子さん
- 「ワラビは、一日で立ってくる(茎が伸びる)ので、5月からは毎日回らねば!」
- プロの目と健脚の賜物
- 収穫の好機を逃さないよう、広大な山間のほ場を朝夕に巡回。干しでなく、貴重な生ワラビが手に入るのも、そんな小松田さんの旬を捉えるプロの目と健脚の賜物なのである。


- 神室亭、由利 文子さん
- 「根っこだけでなく、茎と葉の風味や香りが楽しめます!さっぱり、ピリリとやみつきになる味です。」
- 神室亭直伝おいしい「山わさび」の食べ方
- ○まず、茎と葉をみじん切りにする。
○ ほんのひとつまみ塩を振って熱湯をかけ、密閉容器に入れる。(ラップを蓋がわりに被せても良い。)
○ 氷水を張ったボウルに容器ごと入れ、湯を冷ます。
○お浸しや冷やっこなどにトッピングし、醤油少々を垂らして食す。









